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有限会社プロソフト

家庭用ゲーム(コンシューマ)、ソーシャルゲーム(ネイティブアプリ/サーバー)の開発会社


コンシューマゲームから中小規模ソーシャルゲームへ(1)

文責:atomic

コンシューマゲームから中小規模ソーシャルゲームへ(1)

■はじめに

弊社はプログラム業務をメインとしていて、どうしても考え方がプログラマ贔屓になってしまうと思います。
そういう部分を見かけたら笑って読み飛ばしてください。

表題にあるとおり弊社も主な業務がコンシューマゲームからソーシャルゲームへ移ったクチです。
その際に感じた点などを今回は書いていこうかと思います。
あと題材におけるソーシャルゲームとはよくあるベタなタイプの物を指していますので、斬新なものに取り組む方はこの限りではないでしょう。

コンシューマゲームから中小規模ソーシャルゲームへ(1)
■収益の違いからみる相違点

コンシューマ用ゲームはMMO,MOなどの特殊なジャンルを除けば基本売り切り、そこに多少のDLCがメインになると思います。

・致命的な問題が起きない限り開発陣の手離れのタイミングがよい。
・収益のタイミングが明確。

対してソーシャルゲームは基本無料、サービスによって利益を得るものです。
黎明期を除けば運営中に期間を限定したイベント、サービスを用いて課金を促すことが多いです。

・開発時の手法次第で開発陣の手離れが悪い。
・運営中常時

運営中常時と書くと魅力的に感じますが、その裏でアップデート用の開発費、運営、サーバ代金などのランニングコストも必要になります。
また、運用開始時点のサービスでは収益に限界があり、その後の運営を考えるとマスタアップ直後のソーシャルゲームはプラットフォームを提供したに過ぎないと言ってもいいでしょう。
そこからどれだけの期間、運営できるかが肝になります。
その為には開発期間中に、何をどれだけ盛り込んでおくかが重要になってくると思います。
(つづく)